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【投資の基礎】ドル・コスト平均法とは?わかりやすく簡単に解説。 | 太陽ブログ

【投資の基礎】ドル・コスト平均法とは?わかりやすく簡単に解説。

投資

みなさんこんにちは。陽です。
今回は、NISAなどの長期投資をする際の基本戦略
【ドル・コスト平均法】について簡単に解説していこうと思います。

ドル・コスト平均法とは?

投資方法にはいくつか種類があります。

1つ目は一括投資で、これはまとまった金額で1度に購入するということです。
2つ目は積立投資という方法で、毎月、毎週など期間を決めて定期的に購入する方法です。

積立投資にはさらに定額投資と定量投資の2つに分類されます。

ドル・コスト平均法とは、定額投資を行う際に使用する手法であり、株式などの金融商品を定期的に一定の金額で購入し続ける方法の事を指します。

仕組み

購入金額を一定にすることで、商品の価格が低い時は購入量が多く、逆に価格が高い時は購入量を少なくする事で平均購入単価を抑える効果が期待できます。

わかりやすく、図を見ながら解説していきます。

株価の値動きが、グラフの様になったと仮定した場合
2ヶ月目には20株と多くの株を購入できたのに対し、3ヶ月目に株価が高騰した場合は6.6株と購入株数を抑えられていることがわかります。


定量積立と比較すると、同じ投資元本40,000円でも
ドル・コスト平均法では46.6株買えたのに対して
定量積立では40株となっており、1株あたりの平均単価が安く抑えられていることがわかります。

ドル・コスト平均法のメリット

では、このドル・コスト平均法を利用して積立投資をするメリットは?というと

メリット①

・暴落時に多くの量を購入できるため、一括投資や定量積立と比べて精神的に安定を保ちやすい。

投資を始めて間もない方や、これから投資を始めるという方は
株価暴落による資産の減少に対して不安を覚える方が多いと思います。

その中で「暴落したけどその分多くの株を購入できた」という事実は
精神的な安定に大きく貢献してくれるはずです。
精神的に安定していないと、暴落時にパニックになって「これ以上下がる前に…!」と投げ売りして資産を減らすだけになる、なんてことにもなりかねません。

資産運用にとって精神の安定は非常に大きいメリットになります。

メリット②

・元手資金がなくても、少額から資産運用を開始することが出来る。

いざ投資を始めようと思っても、仕事を始めたての人や今まであまり貯金をして来なかった人は
元手となる資金がないと思います。

投資の世界は元本が物を言う世界です。仮に1億円の資産を運用して年5%の利益が出たとすると
500万円も資産が増加しますが
1万円運用して5%の利益が出たとしても所詮500円の利益にしかなりません。

じゃあやっぱり少額で運用しても対して意味ないんじゃ?と思ってしまいがちですが
10,000円を毎月、年5%の利益で10年間運用したとすると

10年後には投資元本120万円、運用益は35.3万円となり
合計は155.3万円と、資産運用をせず貯蓄した場合に比べ+35.3万円も得をしてます。

ドル・コスト平均法を使って無理なく定額でコツコツと積み立てることで将来的には利益が見込めるというのは、少額から資産運用を開始するメリットかと思います。

メリット③

・株価が右肩あがりじゃなくても利益が期待出来る。

仮に上のような株価の推移をしたA〜Dの銘柄があったとします。
それぞれ毎月1万円(年間12万円)を5年間積立したシュミレーション結果がこちらです。

A…1,044,000円(+444,000円)
B…1,020,000円(+420,000円)
C…834,000円(+234,000円)
D…630,000円(+30,000円)

投資元本は120,000円×5年=600,000円
ですので、Dのように最終的に運用開始から株価が半分になったとしても、元本割れをせず利益が出ている、という状態も見込めるということです。

ドル・コスト平均法のデメリット

デメリット①

・投資元本が増えるまで時間がかかる。

これからの収入から投資資金を捻出する場合はあまり考える必要は無いかもしれませんが、現在ある程度余裕資金がある場合、現金として寝かせてしまう期間ができてしまうのでその期間をもったいないと感じてしまうかもしれません。

デメリット②

・チャートが右肩上がりだった場合、一括投資の方が大きい利益が期待できる。

仮に投資していた株式などが運用中に暴落などがなく右肩上がりだった場合、ドル・コスト平均法で定額投資を行うと、年々1株あたりの購入単価が大きくなるため、最終的な利益は下がる結果になってしまいます。

値上がりがずっと続くのであれば、早いうちに一括投資をした方が利益は大きくなります。

ドル・コスト平均法はリスク管理になるか

資産運用ではリスク管理として分散投資が鉄則ですが
ドル・コスト平均法による投資時期の分散はリスク管理と言えるのか。

ドル・コスト平均法によって確かに時期の分散にはなっていますが元本が増えるとその分値動きも大きくなり最終的な値動きの幅が変わるわけでは無いので、金額上のリスク管理とは呼べないと思います。

メンタルの安定、という面ではリスク管理と言えるかもしれません。

まとめ

・ドル・コスト平均法は、毎月など定期的に定額で購入し続ける方法のこと。(定額積立)

・株価が高い時は少なく、安い時は多く株を購入でき、1株あたりの取得単価が下がる傾向がある為
 暴落時にも精神的な安定を図ることができる。

・長期投資の際、株価が右肩上がりのチャートだと、一括投資の方が利益が大きくなる為
 万能とは言えずデメリットもある。

以上となります。
一つずつ投資に関する知識を身につけていきましょう!


 

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